neri78のブログ

ゲームや子育て、ITなど、すきなことを書いていきます。個人の発言以外のなにものでもありません。

DevRel/Asia 2020で共同オーガナイザーを初めて体験したお話

f:id:neri78:20201207223721p:plain この記事はDevRel Advent Calendar 2020の7日目です。

登録した時には2020年を振り返ろうかなと思っていたのですが、そもそもまだ全部終わっていないので無理じゃーん。ということで先月、11月14日に開催されたDevRel/Asia 2020で共同オーガナイザーの一人として関わった体験を振り返ります。

devrel.dev

DevRel/Asia 2020とは

イベントページにおける公式な説明はこちらになります。

DevRel/Asia 2020はアジアおよび太平洋地域を対象としたオンラインカンファレンスです。DevRel、開発者向けマーケティング、開発者体験、コミュニティに関する優れた体験を共有します。

ということで世界各国からスピーカーが集いアジアおよび太平洋地域に跨った各トラックでCOVID-19におけるDevRelについての知見や体験を共有するカンファレンスとなりました。 こちらの記事もご覧ください。

devrel.jp

自分の役回り

今回は初期にJapanトラックの一員として参加し、全体の配信担当グループ(当日の配信方法について検討および準備し、当日の配信が滞りなく実施されるようにする)になんちゃって参加をしていました。 準備に向けて自分が動けてないなと感じていたころに、Asia1/Asia2トラックが編成される形になり、当日だけMC(司会)をやれば良いのねという感じで手を上げました。その結果、Asia2のトラックオーナーを拝命しました。

トラックオーナーとして動いたこと

トラックオーナーになるのも初めてだったのですが、当日も含めてこんなことをやりました。

  • CFPが採択されたスピーカーの中からAsia2向けのスピーカーを選定(他トラックとの調整は全体オーガナイザーにお任せ)
  • Asia2のセッションスケジュール構築とスピーカーへの通知、時間調整
  • 自分を含めて3名いたMCの準備・当日スケジュールすり合わせ
  • スピーカーとのテックチェック(マイクやカメラの接続確認、画面共有の確認、外部雑音が許容できるかなどのチェック、当日の進行確認)スケジュール調整と実施
  • スピーカーからのQ&A対応
  • 全体オーガナイザーから提供された進行ガイダンスをベースにトラック用の進行台本の作成とMC間でのリハと役回り決定
  • 当日の一部セッションのMCおよび画面スイッチャー

多すぎじゃね?当日だけのつもりだったのに...とは言えませんでした。手を上げたのは自分だったしw

楽しかった点

スピーカーとのやりとりはとても楽しいもので、今回のイベントでこれまでにコネクションがなかった海外のプロフェッショナルと接点を持てたのは大きな収穫でした。自分自身は日本を中心に活動しているものの、アジア太平洋地域も一部カバーしているため、今後の活動に役立ちそうです。

また、全体としてはもちろんのこと、Asia2のMCとしてご一緒させていただいた @yasunori_k_さんや、@MS_odashoさんとのトラック運営は一体感がありました。学生時代の合宿的なノリを思い出してみたり。

苦労した点

時差があるということ、MCとスピーカー双方が忙しいという性質上、日程調整に一番時間を使ったように記憶しています。全員のテックチェックを終えるのがたいへんでした。 今回、MC3人+オーガナイザーを除く外部スピーカー11人のスケジュールをすり合わせるのにGoogle Sheetを使った結果、巨大な機能比較表(的なもの)が誕生してしまいました。

matrix

途中で面倒くさいと思ったこともありましたが、事前にこれらを済ませたおかげで当日はスピーカーの接続環境に起因する問題は一切起きませんでした。(某G社のカレンダーに挿入されるGoogle Meetが混乱を起こしたことを除いてw) オンラインカンファレンスという性質上、事前のテックチェックは 必須 と、声を大にして言いたいです。準備、超重要!

次回挑戦したい、改善したいこと

もし、もう一度DevRel/Asiaをやるならという前提で気付いたことを残しておきます。

もう1人MCを増やしてトラックに張り付いてソーシャル、あるいはチャットの盛り上げをしたい

当日、日本語セッションは自主的にツイートされている方が多くて良いなあと感じました。そちらを受けて、Asia2ではセッションタイトルやスピーカーを配信していたサービスのチャットに流していました。しかし、ライブツイート的なことはリソース上ほとんどできず盛り上げに苦労したため、ソーシャル(チャット)担当がいると助かるなと感じました。MCがスイッチャー(画面レイアウトのコントロール)も担当すれば人員は割けそうな感じもしますが、やはりもう1人欲しいな。と。

英語に対応するスケジュール調整のしくみを考える

調整さん的なスケジュール調整、予約サービスを使うと自分自身、スピーカー双方がより円滑に予定の調整ができたのではないかと感じます。多くのサービスが提供されているので次の機会までに評価していければと考えています。

謝辞

すばらしいセッションを提供いただいたスピーカーのみなさん、そして当日参加いただいたみなさん、ありがとうございました。 また、オーガナイザーのみなさん、自分自身にとってとても良い経験となりました。ありがとうございました。

[PR]おまけ[PR]

今回に限らず、オンラインミートアップ、イベントの重要性が今年高まりました。僕自身もオフラインからオンラインへの移行に模索した1年でしたが、その経験をDevRel Meetup有志のみなさんと1冊の本にまとめています。よければぜひ、ご購入ください。

nextpublishing.jp

8日目は、おっと誰かが来たようだ。